2016-10-31 風 詩 ねずみ色の天井に 一つ割れ目がありまして さっと吹き込む新風に 目の奥がぐっと 爽やかになって 見果てぬ夢を リアルに見たみたいな 水平線まで暗い 紺碧の世界に 矢のように光が 差し込んだみたいな 要するに 世界を見るってのは そういう事のようで