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詩や雑感を記したり、好きなものを紹介します。

きのう何処行った?

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

 

五年経ったら。。。40歳かよ、、、orz。。

信じられない。。

そんな私の日常は、電車に乗らず自転車通勤で、加齢による体型の崩れと戦っているでしょう。朝は自転車、夜はランニング。

そして、歪に尖った十代の感性とは真逆の、大らかにまるくなった感覚で、洋々と世渡りしていてほしいなぁ。

今日のご紹介

koenokatachi-movie.com

今日のご紹介は、原作大今良時さん、監督山田尚子さんの、映画「聲の形」です。

素晴らしい才能が結集したこの作品から伝わるものは、一生懸命になる理由ってやつです。青春の間、固まらない自分自身を持て余して彼方此方に意志が飛散し、何も手に付かなかったという経験はないでしょうか。この作品のキャラクターたちは、過去に傷を持つ故に、それの修復という至上命題を持っていて、陰の中に生きつつも、とても一生懸命です。

 

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今日のご紹介は、くろのくろさんの「雨上がり」です。

都市をモチーフにした多くの作品を描かれているくろのくろさん。その中でも、黄昏時を描いたこの作品が私は好きです。超強いコントラストによって鋭利に切り出された街の風景の濁り無さに卓抜したセンスを感じます。

価値観

自分の価値観に従って生きてきて、それが失敗に終われば、自分のその価値観を信じれなくなるだろう。そんな時、価値観を持たずに生きるという事態があり得る。案外その方が、自分の事実に対して隔たりなく生きれ、内省するには良いのかもしれない。

価値観は人を急き立て迷わせる。

良き価値観を実現してもそれはまぼろしの様に、時間経過によって失われる。

価値観というものには用心した方がいい。

ことば

人はことばによって生きる。

遺伝とか、環境とかによって人は形作られると言うけれど、私はそうは思わない。いや、そう思う自分に対して、そうでは無いと言いたい。

ことばは誰しもに与えられたものである。それは心に宿るものであり、悪しき、或いは荒んだことばを用いたり、それを投げかけられたりすれば、それはその人を傷つけ歪にする。一方で、善き、或いはやさしいことばを用いたり、それを与えたりすれば、人をしあわせに、またまどかにする。

ことばによって生きる故に人は誰しもが人としてまっとうに生きることができ得るのであり、ことばによって生きる故にこころと言うものもまた生きてくるのである。

それをぞんざいに扱っては、人は瓦礫の中にいるようなものであり、まともに歩けはしないだろう。

それを正しく用いるので、人は堅固で平らかな道を苦なく歩けるのである。

今日のご紹介

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kumaori.info

今日のご紹介は、くまおり純さんの「あたたかい」です。

豊かでありながら、主張しすぎない微妙なバランスを持って配される色彩、高い技術に裏付けされたポップな形、そして何よりも、可愛らしくも少し陰のある、そして何処か懐かしい世界観が、見ている人に共感と憧れを想起させ、絵の世界にいざなってくれます。

今日のご紹介

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http://solaio.tumblr.com/post/1011363625/%E9%8E%96%E3%81%A8%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-huke%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88-pixiv

 

今日のご紹介は、hukeさんのブラック★ロックシューターです。

土塊から生み出されたような手触り感のある質感でありながら、スタイリッシュな形、そして暗く設えられた世界観が、とても個性的です。

新進気鋭の制作家集団、スーパーセルの一員でもあるhukeさんですが、なるほど、新進気鋭と言うに相応しい絵を描かれます。