2016-10-30 回転するってこと 詩 秒針のずっと先には すげぇスピードで周る天体なんかがあったりして だから中心に近い俺なんかは きっとすげぇ密度の時間を生きてたりするんだぜ それでも 毎日食う寝る出すの三拍子 蜂の様に働いても お星様はどこ?なんて呟いても 日常ってやつは 日常ってやつのままで
2016-10-28 気ままに向かい風 詩 それでも君は 壁のない部屋で 青い瞳を輝かせて 白い風が通り越すのを 耳を澄まして聴いていた 僕は一人で旅に出て 緑と茶色の人生を ちょっと 塗り替えたくて サワーライト 君の手のひら 青い夜空に さよならしたんだ
2016-10-26 ■ 詩 自分に似て 不器用な笑顔で 隙っ歯から漏れるその声は ニシシ・・・と言った風で お世辞にもかわいいとは言えないのだけれど 粉吹く雑踏の囃し 走ることも諦めた僕の 靴音を訪ねて 影のように慕ってくれる君